ネットワーク利用犯罪(インターネットを利用した詐欺や児童買春・児童ポルノ禁止法違反等,コンピュータ・ネットワークを不可欠な手段として利用した犯罪)の検挙件数の推移(資料を入手し得た平成12年以降)は,4-5-2-1表のとおりである。30年の検挙件数を12年と比較すると,総数は約10.1倍,脅迫は約18.2倍,わいせつ物頒布等は約5.1倍,児童買春・児童ポルノ禁止法違反は17.0倍,青少年保護育成条例違反は463.0倍,著作権法違反は約8.6倍に増加している。
また,オークション利用詐欺は平成18年(1,327件)をピークとして,出会い系サイト規制法違反は23年(464件)をピークとしてそれぞれ減少傾向にある。