交通犯罪による保護観察開始人員の平成元年以降の推移は,4-1-2-6図のとおりである。交通短期保護観察の対象者が,各年を通じて最も多く,30年では,交通犯罪による保護観察対象者全体の57.9%を占めているが,2年(5万298人)をピークに大きく減少しており,同年と比べると,11分の1以下となっている。30年の保護観察開始人員について,罪名・非行名が危険運転致死傷の者は,保護観察処分少年(交通短期保護観察の対象者を除く。)が24人,少年院仮退院者が8人,仮釈放者が37人,保護観察付全部・一部執行猶予者が12人であった。罪名・非行名別の交通犯罪による保護観察開始人員については,CD-ROM参照。