交通犯罪(危険運転致死傷,過失運転致死傷等及び道路交通法違反をいう。以下この節において同じ。)による入所受刑者人員の平成元年以降の推移は,4-1-2-5図のとおりである。交通犯罪の入所受刑者人員は,元年から5年まで減少した後,横ばい状態を経て,10年から増加し続けていたが,16年(3,170人)をピークに17年から減少傾向にあり,30年は1,189人(前年比0.4%減)であった。
なお,平成30年の交通犯罪における入所受刑者人員のうち,懲役受刑者の占める比率は94.6%であった。禁錮受刑者は64人であり,その内訳は過失運転致死傷等が63人,道路交通法違反が1人であった(CD-ROM参照)。