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平成30年版 犯罪白書 第7編/第3章/第3節/1

1 有罪人員

通常第一審における年齢層別有罪人員(懲役・禁錮に限る。以下同じ。)及び高齢者率(全体の有罪人員に占める高齢者の比率をいう。以下この項において同じ。)の推移(最近10年間)を見ると,7-3-3-1図のとおりである。

平成20年以降の全体の有罪人員が25年まで減少し,26年からおおむね横ばい状態にあるのに対し,20年以降の高齢者の有罪人員は,緩やかな増加傾向にあり,29年(6,082人)は前年からわずかに減少(5.5%減)したが,20年の約1.2倍であった(CD-ROM参照)。

平成20年以降の高齢者率は毎年上昇し続け,29年は11.7%と,20年から5.0pt上昇した(CD-ROM参照)。

7-3-3-1図 通常第一審における有罪人員(年齢層別)・高齢者率の推移
7-3-3-1図 通常第一審における有罪人員(年齢層別)・高齢者率の推移
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