覚せい剤取締法違反による入所受刑者人員の推移(最近20年間)は,4-2-3-1図のとおりである。平成29年における覚せい剤取締法違反による入所受刑者人員は,5,355人であり,そのうち一部執行猶予受刑者は,1,364人であった(矯正統計年報による。)。
平成29年における覚せい剤取締法違反の入所受刑者の年齢層別構成比を男女別に見ると,4-2-3-2図のとおりである。男性は,女性と比べ,50歳以上の年齢層の割合が高いのに対し,女性は,男性と比べ,39歳以下の若年者層の割合が高い。
覚せい剤取締法違反による入所受刑者人員の推移(最近20年間)を男女別に見るとともに,これを入所度数別に見ると,4-2-3-3図のとおりである。男性は,初入者の人員が平成14年以降減少傾向にある。また,男性は,入所受刑者全体のうち入所度数が3度以上の者の割合が最も高いのに対し,女性は,初入者の割合が最も高い(CD-ROM参照)。