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平成30年版 犯罪白書 第2編/第4章/第1節/2

2 刑事施設の収容率

刑事施設の収容率(年末収容人員の収容定員に対する比率)の推移(最近20年間)は,2-4-1-2図のとおりである。被収容者全体の収容率は,平成5年から14年にかけて大幅に上昇したが,17年から毎年低下し続けている(CD-ROM参照)。29年末現在において,収容定員が8万8,670人(このうち既決の収容定員は7万709人)であるところ,収容人員は5万3,233人(前年末比2,734人減),このうち既決の人員は4万7,331人(同2,366人減),未決の人員は5,902人(同368人減)であった。収容率は全体で60.0%(前年末比2.6pt低下)であり,既決は66.9%(同2.6pt低下),未決は32.9%(同2.0pt低下)であった(女性については,4-7-2-3図参照)。

2-4-1-2図 刑事施設の収容率の推移
2-4-1-2図 刑事施設の収容率の推移
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