4-8-2-1図は,平成28年の刑法犯の起訴猶予率を罪名別に見るとともに,これを年齢層別に見たものである。高齢者の起訴猶予率は,刑法犯全体で65歳未満の年齢層よりも高く,窃盗において特にその差が大きい。
なお,検察庁における高齢犯罪者に対する社会復帰支援については,第7編第3章第1節2項参照。