刑法犯により検挙された少年のうち,再非行少年(前に道路交通法違反を除く非行により検挙(補導)されたことがあり,再び検挙された少年をいう。)の人員及び再非行少年率(少年の刑法犯検挙人員に占める再非行少年の人員の比率をいう。)の推移(最近20年間)は,5-1-5-1図のとおりである。再非行少年の人員は,平成16年から毎年減少しているが,再非行少年率は,9年を境に翌年から毎年上昇を続けている。
5-1-5-2表は,平成27年における少年の刑法犯検挙人員のうち,再非行少年の人員及び再非行少年率を非行名別に見たものである。再非行少年率は,強盗,恐喝,詐欺,傷害の順に高かった。