平成27年における保護観察処分少年(同年中に保護観察が開始された人員に限り,交通短期保護観察の対象者を除く。以下この項において同じ。)及び少年院入院者の保護処分歴別構成比を男女別に見ると,5-1-5-3図のとおりである。
平成27年における保護観察処分少年及び少年院入院者について,保護処分歴を有する少年の人員等を非行名別に見ると,5-1-5-4表のとおりである。保護処分歴を有する少年の占める比率は,保護観察処分少年では,毒劇法違反,道路交通法違反,詐欺の順に高く,少年院入院者では,道路交通法違反,暴行,住居侵入の順に高かった。