平成27年における外国人の仮釈放者及び保護観察付執行猶予者の保護観察開始人員は,739人(前年比0.5%増)であった。国籍等別に見ると,韓国・朝鮮261人,中国170人,ブラジル74人の順であった(CD-ROM資料4-13参照)。来日外国人に限ると,488人(同1.9%増)であり,その内訳は,仮釈放者が471人,保護観察付執行猶予者が17人であった(保護統計年報による。)。
平成27年末現在,外国人(永住者及び特別永住者を除く。)の保護観察係属人員は,仮釈放者328人,保護観察付執行猶予者42人の合計370人(前年末比7.3%減)であった。なお,仮釈放者のうち,294人は退去強制事由に該当し,国外退去済みの者が215人,退去強制手続により収容中の者が69人,仮放免中の者が10人であった(法務省保護局の資料による。)。