少年による強姦,強制わいせつの検挙人員(触法少年の補導人員を含む。以下この項において同じ。)・人口比の推移(最近30年間)について,年齢層別に見ると,6-2-1-8図のとおりである。平成26年の強姦の検挙人員は,昭和60年と比べると約5分の1であるが,平成19年以降はおおむね横ばいである。強制わいせつの検挙人員は,平成6年まで減少傾向にあったが,その後,増減を繰り返し,19年から増加傾向にある。強制わいせつの検挙人員のうち,触法少年は12年から増加傾向にあり,16年以降一貫して他の年齢層と比べて最も多い。
平成26年の強姦,強制わいせつの検挙人員における少年比を見ると,強姦は15.8%,強制わいせつは18.0%であった(3-1-1-6表参照)。