平成25年における外国人の仮釈放者及び保護観察付執行猶予者の保護観察開始人員は,900人(前年比10.4%減)であった。国籍等別に見ると,韓国・朝鮮296人,中国240人,ブラジル87人の順であった(CD-ROM資料4-7参照)。来日外国人に限ると,621人(同12.3%減)であり,その内訳は,仮釈放者が608人,保護観察付執行猶予者が13人であった(保護統計年報による。)。
平成25年末現在,外国人(永住者及び特別永住者を除く。)の保護観察係属人員は,仮釈放者454人,保護観察付執行猶予者51人の合計505人(前年末比1.0%減)であった。なお,仮釈放者のうち,411人は退去強制事由に該当し,国外退去済みの者が340人,退去強制手続により収容中の者が65人,仮放免中の者が6人であった(法務省保護局の資料による。)。