女子の受刑者の収容施設として指定されている刑事施設(医療刑務所及び拘置所を除く。)は,平成16年度までは札幌刑務支所,栃木刑務所,笠松刑務所,和歌山刑務所,岩国刑務所及び麓刑務所の6施設であったが,女子の入所受刑者の増加による過剰収容を解消するため,17年4月に福島刑務支所が開所して7施設となった。さらに,19年4月にPFI手法により運営が開始された美祢社会復帰促進センターに女子を収容し(開始時の女子受刑者の定員500人。23年10月から同800人),23年12月には加古川刑務所に女子収容棟が増設された(24年3月現在の女子受刑者の定員200人)。