4-1-4-1図は,検察庁における外国人犯罪少年の家庭裁判所送致人員(一般刑法犯及び道交違反を除く特別法犯に限る。)の推移(平成5年以降)を来日外国人少年とその他の外国人少年の別に見たものである。
来日外国人犯罪少年について,平成23年における送致人員を国籍等別に見ると,フィリピン222人(24.4%),ブラジル171人(18.8%),中国(香港及び台湾を含む。以下この節において同じ。)157人(17.3%),韓国・朝鮮86人(9.5%),ペルー77人(8.5%),ベトナム44人(4.8%)の順であった。また,罪名別に見ると,窃盗489人(53.9%),横領(遺失物等横領を含む。)144人(15.9%),傷害89人(9.8%),住居侵入31人(3.4%),入管法違反21人(2.3%)の順であった(検察統計年報による。)。