平成23年における外国人の仮釈放者及び保護観察付執行猶予者の保護観察開始人員は,1,050人(前年比1人減)であった。国籍等別に見ると,韓国・朝鮮323人,中国305人,ブラジル105人,イラン72人,ベトナム46人の順であった(CD-ROM資料4-6参照)。来日外国人に限ると,784人(同23人減)であり,その内訳は,仮釈放者が766人,保護観察付執行猶予者が18人であった(保護統計年報による。)。
平成23年末現在,外国人(永住者及び特別永住者を除く。)の保護観察係属人員は,仮釈放者498人,保護観察付執行猶予者43人の合計541人(前年末比50人減)であった。なお,仮釈放者のうち,448人は退去強制事由に該当し,国外退去済みの者が381人,退去強制手続により収容中の者が64人,仮放免中の者が3人であった(法務省保護局の資料による。)。