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平成24年版 犯罪白書 第3編/第1章/第4節/2

2 校内暴力

校内暴力事件の事件数及び検挙・補導人員の推移(最近10年間)について見ると,3-1-4-2図のとおりである。事件数は昭和58年(2,125件)を,検挙・補導人員は56年(1万468人)を,それぞれピークとして,その後減少に転じ,平成8年には448件,897人にまで減少したが,近年は,おおむね増加傾向にあり,23年は1,270件(前年比4.9%増),1,506人(同5.0%増)であった(詳細は,CD-ROM参照)。検挙(補導)者の就学状況を見ると,いずれの年も,中学生が圧倒的に多く,23年は,中学生が1,366人(90.7%),次いで,高校生が113人(7.5%),小学生が27人(1.8%)の順であった。


3-1-4-2図 校内暴力事件 事件数・検挙・補導人員の推移
3-1-4-2図 校内暴力事件 事件数・検挙・補導人員の推移