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平成24年版 犯罪白書 第3編/第1章/第2節/3

3 交通犯罪
(1)一般的動向

犯罪少年による道路交通法違反の取締件数(軽車両以外の車両等によるものに限る。ただし,教唆・幇助犯は除く。)は,昭和60年に193万8,980件を記録した後,おおむね減少傾向にあり,平成23年は26万7,056件(前年比7.8%減)であった(警察庁交通局の資料による。)。

3-1-2-3図は,平成23年における少年による道交違反事件について,告知事件(交通反則通告制度に基づき,反則事件として告知された事件)及び送致事件(非反則事件として送致される事件)ごとに,取締件数の違反態様別構成比を見たものである。送致事件では,無免許運転の構成比が29.0%と最も高く,成人(5.6%)と比べても著しく高い(警察庁交通局の資料による。)。


3-1-2-3図 少年による道交違反 違反態様別構成比
3-1-2-3図 少年による道交違反 違反態様別構成比

(2)暴走族

暴走族の構成員数及びグループ数の推移(最近10年間)は,3-1-2-4図のとおりである。構成員数は減少傾向にあり,グループ数も平成15年以降減少している。


3-1-2-4図 暴走族の構成員数・グループ数の推移
3-1-2-4図 暴走族の構成員数・グループ数の推移