覚せい剤取締法違反による仮釈放者及び保護観察付執行猶予者の保護観察開始人員の推移(最近20年間)は,4-3-3-5図のとおりである。仮釈放者では平成17年以降,保護観察付執行猶予者では13年以降,減少傾向にある。覚せい剤取締法違反による執行猶予者の保護観察率は,3年には21.0%であったが,その後はおおむね低下傾向にあり,22年は,10.9%であった。
平成22年に保護観察が終了した仮釈放者及び保護観察付執行猶予者中,その終了が仮釈放又は保護観察付執行猶予の取消しによる者の占める比率は,それぞれ,3.6%,33.4%であった。