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第4編 各種犯罪者の動向と処遇
第1章 外国人犯罪者
第1節 外国人の在留状況等
1 外国人新規入国者等

平成22年における外国人新規入国者数は,791万9,726人であり,前年より180万332人(29.4%)増加し,過去最高となった。その国籍等を地域別に見ると,アジアが75.3%を占め,次いで,北アメリカ,ヨーロッパ,オセアニア,南アメリカ,アフリカの順であった。国籍等別には,韓国230万3,161人(29.1%),台湾123万5,310人(15.6%),中国(台湾及び香港を除く。以下この節において同じ。)114万579人(14.4%),米国67万3,433人(8.5%)の順であった。在留資格別に見ると,観光等を目的とする短期滞在が96.4%を占め,そのほかでは,研修(0.7%),留学(0.6%),興行(0.4%)の順であった(法務省入国管理局の資料による。)。

外国人登録者の年末人員は,年々増加し,平成20年末には過去最高の221万7,426人を記録したが,22年末は,21年末に引き続いて若干減少し,213万4,151人(前年末比2.4%減)であった(法務省入国管理局の資料による。)。