2-4-1-5図は,平成22年における入所受刑者の年齢層別構成比を男女別に見たものである。男女共に,30歳代,40歳代の順で構成比が高い。女子は,男子と比べ,65歳以上の高齢者層の構成比が高い。
平成22年における入所受刑者の罪名別構成比を男女別に見ると,2-4-1-6図のとおりである。男子では,窃盗(33.0%)の構成比が最も高く,次いで,覚せい剤取締法違反(22.9%),詐欺(8.2%),道路交通法違反(5.7%),傷害(5.2%)の順であった。一方,女子では,覚せい剤取締法違反(39.0%)が最も高く,次いで,窃盗(36.9%),詐欺(7.1%),殺人(2.5%)の順であった(CD-ROM資料2-6参照)。
平成22年の入所受刑者について,刑の種類を見ると,懲役2万6,915人(99.4%),禁錮157人(0.6%),拘留5人であり,懲役受刑者の刑期別構成比を見ると,2-4-1-7図のとおりである(懲役受刑者の刑期別の年末収容人員の推移については,CD-ROM資料2-10参照)。