6 行動計画の策定
犯罪情勢の悪化を受け,平成15年12月,犯罪対策閣僚会議において,「犯罪に強い社会の実現のための行動計画─「世界一安全な国,日本」の復活を目指して─」が策定され,5年間の取組の成果を受けて,さらに,20年12月には,新たに「犯罪に強い社会の実現のための行動計画2008」が策定された。この新たな行動計画は,「身近な犯罪に強い社会の構築」,「犯罪者を生まない社会の構築」,「国際化への対応」,「犯罪組織等反社会的勢力への対策」,「安全なサイバー空間の構築」,「テロの脅威等への対処」及び「治安再生のための基盤整備」の七つの重点課題を設定し,5年間を目途に,これらの課題について具体的施策を推進することにより,真の治安再生を実現することを目標としており,これに基づき,官民一体となった取組がなされているところである。
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