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1 家庭内暴力 少年による家庭内暴力事件の認知件数の推移(最近10年間)を,就学・就労状況別に見ると,4-1-4-1図のとおりである。その件数は,昭和58年をピーク(1,397件)として減少していたが,平成12年に急増して以降は,1,000件を超える状態が続き,20年は1,280件(前年比67件(5.5%)増)であった。就学・就労状況別に見ると,いずれの年でも,最も高い比率を占めるのは中学生であり,20年は42.8%(548件)を占めていた(警察庁生活安全局の資料による。)。 4-1-4-1図 少年による家庭内暴力 認知件数の推移(就学・就労状況別) 平成20年における家庭内暴力事件の対象を見ると,母親が766件(59.8%)と最も多く,次いで,家財道具等が189件(14.8%),父親及び同居の親族がいずれも115件(9.0%),兄弟姉妹が95件(7.4%)であった(警察庁生活安全局の資料による。)。 |