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2 属性による動向 (1)年齢層別動向ア 年齢層別検挙人員・人口比の推移 少年による一般刑法犯の検挙人員及び人口比の推移(昭和41年以降)を，年齢層別に見る(なお，触法少年の人口比算出には，10歳以上14歳未満の人口を用いた。)と，4-1-1-3図のとおりである(CD-ROM資料4-2参照)。 4-1-1-3図 少年による一般刑法犯 検挙人員・人口比の推移(年齢層別)
イ 非行少年率の推移 少年が成長するにつれて，非行率がどのように変化していくかを知るために，12〜19歳の各年齢別の非行少年率(一般刑法犯検挙(補導)人員の人口比をいう。以下，この項において同じ。)の変化を，出生年(推計による。)が昭和46年，52年，58年及び平成元年の者について見ると，4-1-1-4図のとおりである。 昭和46年生まれの者は，他の出生年の者と比べ，低年齢時の非行少年率が高く，ピークを迎える年齢も，他の出生年の者が15歳であったのに対し，14歳と低くなっている。52年生まれの者は，15，16歳時の非行少年率が，他の出生年の者と比べて顕著に低い。58年生まれと平成元年生まれの者の非行少年率は，類似の傾向を示している。 4-1-1-4図 非行少年率の推移
4-1-1-5図は，少年による一般刑法犯の男女別検挙人員(触法少年の補導人員を含まない。)及び女子人口比(14歳以上の女子少年の人口比である。)の推移(昭和41年以降)を見たものである。 女子人口比は，平成16年から毎年低下している。 4-1-1-5図 少年による一般刑法犯 検挙人員(男女別)・女子人口比の推移
少年による一般刑法犯(道路上の交通事故に係る危険運転致死傷を除く。)の検挙人員(触法少年の補導人員を含まない。)の就学・就労状況別構成比を見ると，4-1-1-6図のとおりである。 高校生の構成比が最も高く，次いで，中学生，無職少年の順であり，近年，この構成比に大きな変動は見られない。 4-1-1-6図 少年による一般刑法犯 検挙人員の就学・就労状況別構成比
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