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 平成21年版 犯罪白書 第3編/第1章/第1節/3 

3 退去強制

 不法残留等の入管法違反者に対しては,我が国から退去させる措置である退去強制手続(出国命令手続を含む。以下,この項において同じ。)が執られることになる。平成20年に入管法違反により退去強制手続が執られた外国人は,3万9,382人(前年比6,120人(13.4%)減)であった。これを違反事由別に見ると,不法残留が3万1,045人(78.8%)と最も多く,次いで,不法入国6,136人(15.6%),資格外活動1,153人(2.9%)の順であった(法務省入国管理局の資料による。)。