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 平成21年版 犯罪白書 第1編/第3章/第1節/2 

2 検察庁における処理状況

 1-3-1-4図は,平成20年における交通事件(危険運転致死傷,自動車運転過失致死傷等及び道交違反の事件をいう。以下,この項において同じ。)の検察庁終局処理人員の処理区分別構成比を,交通事件以外の事件(一般事件)と比較して見たものである。
 公判請求の構成比は,危険運転致死傷では,75.9%と,一般事件と比較して非常に高い。自動車運転過失致死傷等及び道交違反では,公判請求の構成比は,2.0%以下とかなり低く,前者では,不起訴の構成比が極めて高く,後者では,略式命令請求の構成比が高い。

1-3-1-4図 交通事件 検察庁終局処理人員の処理区分別構成比

 平成20年における危険運転致死傷による公判請求事件について,態様別構成比を見ると,1-3-1-5図のとおりである。

1-3-1-5図 危険運転致死傷による公判請求事件 態様別構成比