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2 検挙人員 平成19年の刑法犯の罪名別検挙人員は，1-1-1-2表のとおりであり，その罪名別構成比は，1-1-1-3図[2]のとおりである。 罪名別検挙人員の構成比を見ると，自動車運転過失致死傷等が69.1％を占め，次いで，窃盗，横領，傷害の順であった。 一般刑法犯検挙人員の年齢層別構成比の推移（最近30年間）は，1-1-1-5図のとおりである。 60歳以上の者の比率は，昭和53年には3.1％（１万1,677人）であったが，平成19年には，18.9％（６万9,220人）に上昇し，65歳以上の者が13.3％（４万8,605人）を占めている。 1-1-1-5図 一般刑法犯検挙人員の年齢層別構成比の推移
検挙人員は，昭和25年（５万４千人台），39年（５万１千人台），58年（８万３千人台）のピークを経て，63年には58年に次ぐ８万２千人台となった後，平成期に入っていったんは大幅に減少した。しかし，平成４年の５万２千人台を底として増加に転じ，17年には８万4,175人と戦後最多を記録したが，18年はやや減少し，19年は７万9,570人（前年比2,146人（2.6％）減）となった。 女子比は，昭和21年以降上昇傾向にあり，63年に初めて20％を超えた後，おおむね20％前後で推移しており，平成19年は21.7％（前年比0.5ポイント上昇）であった。 1-1-1-6図 女子一般刑法犯検挙人員・女子比の推移
女子一般刑法犯の罪名別検挙人員を見ると，窃盗が最も多く，次いで，横領，詐欺，傷害の順であった。窃盗の80.3％が万引きであり，横領のほとんどが遺失物等横領である。 同検挙人員中で女子比が高い罪種は，殺人のうちの嬰児殺（100.0％）及び窃盗のうちの万引き（44.2％）である。 1-1-1-7表 一般刑法犯の男女別・罪名別検挙人員
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