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 平成19年版 犯罪白書 第5編/第1章/第6節/1 

第6節 子供の犯罪被害

1 刑法犯による被害

 13歳未満の子供が被害者となった刑法犯の主要罪名別の被害者数の推移(最近10年間)は,5-1-6-1表のとおりである。

5-1-6-1表 13歳未満の子供が被害者となった刑法犯の主要罪名別被害者数

 13歳未満の子供の被害者数は,暴行及び傷害において増加傾向にある。平成18年の各罪名(強姦を除く。)の被害者数に占める女子の比率を見ると,強制わいせつが89.8%と最も高く,次いで,略取誘拐・人身売買(69.8%),暴行(50.9%)の順であった。