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3 矯正
平成18年における外国人新受刑者は,2,062人(前年比10.6%減)であった(矯正統計年報による。)。
外国人受刑者で日本人と異なる処遇を必要とするものは,F指標受刑者として集団編成され,その文化及び生活習慣等に応じた処遇が行われる。 F指標新受刑者数の推移(最近10年間)は,3-1-3-6図のとおりである。 3-1-3-6図 F 指標新受刑者数の推移 F指標新受刑者は,平成10年以降急増していたが,17年から2年連続で減少した。平成18年におけるF指標新受刑者の国籍等別人員は,中国(台湾を含む。)が538人と最も多く,次いで,ブラジル161人,韓国・朝鮮133人,イラン80人,ベトナム79人の順であった(CD-ROM資料3-4参照)。 平成18年のF指標新受刑者の罪名別人員は,窃盗が398人(29.5%)と最も多く,次いで,入管法違反361人(26.7%),強盗143人(10.6%),覚せい剤取締法違反107人(7.9%),文書等偽造35人(2.6%),道路交通法違反35人(2.6%),住居侵入31人(2.3%),殺人29人(2.1%),傷害・暴行26人(1.9%),詐欺26人(1.9%),麻薬取締法違反22人(1.6%)の順であった(矯正統計年報による。)。 平成18年12月31日現在のF指標受刑者数は,3,669人(男子3,359人,女子310人)であり,前年同日現在より64人(1.8%)増加している(矯正統計年報による。)。 |