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 平成19年版 犯罪白書 第1編/第3章/第1節/3 

3 裁判所における処理状況

 平成18年の危険運転致死傷,業過及び道交違反による通常第一審有罪人員(懲役・禁固)の刑期別構成比は,1-3-1-6図のとおりである。
 懲役又は禁錮の言渡しを受けた者のうち,実刑に処せられた者の比率は,危険運転致死傷では37.8%,業過では13.7%,道交違反では28.1%であった。危険運転致死傷により実刑に処せられた者は133人であり,このうち5年を超える懲役は24人(18.0%)であった。
 平成18年に,業過(過失致死傷を含む。)により,通常第一審において罰金の言渡しを受けた者は216人,略式手続において罰金に処せられた者は7万9,570人であった。また,同年に,道交違反により,通常第一審において罰金の言渡しを受けた者は592人,略式手続において罰金に処せられた者は52万1,506人であった(司法統計年報による。)。

1-3-1-6図 危険運転致死傷・業過・道交違反の通常第一審有罪人員(懲役・禁錮)の刑期別構成比