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 平成18年版 犯罪白書 第6編/第2章/第2節 

第2節 一般刑法犯の検挙人員の動向

 だれがどのようにして犯罪に及んだかという側面から犯罪動向を検討することは重要である。しかし,犯罪者の特徴については被疑者が検挙された後でなければ判明しない部分が多い。そこで,本節では,検挙人員から見た,一般刑法犯の特徴的な要因の動向について検討する。ただし,犯罪を犯した者すべてが検挙されるわけではないことから,検挙人員に基づいた分析が必ずしも犯罪者すべての特徴を反映したものではない点に留意する必要がある。