少年の道交違反送致人員及び道路交通法違反取締件数の推移(昭和41年以降)は，4-1-2-2図のとおりである。
　少年の道交違反送致人員は，交通反則通告制度の適用範囲が拡大された昭和62年以降，減少傾向にある。少年の道路交通法違反の取締件数は，昭和60年をピークとして，その後は減少傾向にある。
　平成17年における少年の非反則事件を違反態様別に見ると，無免許運転が32.6％と最も高く，次いで，最高速度違反(27.0％)酒気帯び・酒酔い運転(5.9％)の順であり，無免許運転の比率が成人(5.8％)と比較して高い(警察庁交通局の資料による。)。

4-1-2-2図　少年の道交違反送致人員・道路交通法違反取締件数の推移