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虞犯の態様別家庭裁判所終局処理人員及び女子比の推移(昭和44年以降)は,4-2-4-1図のとおりである(巻末資料4-7参照)。
虞犯の終局処理人員は,昭和50年代後半は3,000人を超えていたが,その後減少し,平成6年以降おおむね1,000人未満で推移しており,16年は923人(前年比4.4%増)であった。 虞犯を態様別に見ると,家出がほぼ一貫して最も高い比率を占めており,平成16年は30.3%であった。 女子比は,平成9年以降おおむね50%台で推移しており,16年は55.7%(前年比4.8ポイント低下)であった。 平成16年における虞犯少年の年齢層(行為時の年齢による。)別構成比を見ると,男女ともに,年少少年の比率が最も高く,男子の46.0%,女子の56.6%を占め,次いで,中間少年が男子の26.4%,女子の34.6%であった。年長少年は,男子の15.2%,女子の3.3%であり,14歳未満は,男子の11.5%,女子の5.4%であった(司法統計年報による。)。 4-2-4-1図 虞犯の態様別家庭裁判所終局処理人員・女子比の推移 |