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 平成17年版 犯罪白書 第2編/第6章/第2節/1 

第2節 薬物犯罪者

1 検察庁における処理状況

 覚せい剤取締法違反,麻薬取締法違反及び大麻取締法違反の起訴率の推移(最近20年間)は,2-6-2-1図のとおりである。
 覚せい剤取締法違反は,おおむね90%前後で推移し,平成16年は85.9%であった。麻薬取締法違反は,5年以降おおむね上昇傾向にあり,16年は75.9%であった。大麻取締法違反は,7年以降おおむね上昇傾向にあり,13年には71.4%と最近20年間で最も高い起訴率となったが,16年は68.6%であった(巻末資料2-14参照)。

2-6-2-1図 覚せい剤取締法違反・麻薬取締法違反・大麻取締法違反の起訴率の推移