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3 対象者の特徴 (1) 罪名 平成16年の保護観察新規受理人員の罪名別構成比を,男女別に見ると,2-5-3-3図のとおりである。
仮出獄者,保護観察付き執行猶予者のいずれにおいても,男女とも,窃盗と覚せい剤取締法違反の占める比率が高く,女子は,男子よりも同法違反の占める比率が高い。 2-5-3-3図 保護観察新規受理人員の男女別の罪名別構成比 (2) 年齢 平成16年の保護観察新規受理人員の年齢層別構成比は,2-5-3-4図のとおりである。
仮出獄者よりも保護観察付き執行猶予者の方が,20歳代の若い年齢層の占める比率が高い。 2-5-3-4図 保護観察新規受理人員の年齢層別構成比 (3) 保護観察開始時の居住状況 平成16年の保護観察新規受理人員の居住状況別構成比は,2-5-3-5図のとおりである。
仮出獄者では,更生保護施設に居住する者の比率が23.2%と最も高く,次いで,両親と同居する者(21.0%),配偶者と同居する者(15.9%)の順であった。保護観察付き執行猶予者では,両親と同居する者の比率が22.1%と最も高く,次いで,単身生活する者(17.2%),配偶者と同居する者(15.9%)の順であった。 2-5-3-5図 保護観察新規受理人員の居住状況別構成比 |