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 平成17年版 犯罪白書 第2編/第5章/第3節/2 

2 対象者の動向

(1) 保護観察対象者数

 保護観察所が新規に受理した少年を含む対象者の総数と仮出獄者及び保護観察付き執行猶予者の人員の推移(昭和24年以降)は,2-5-3-1図のとおりである。
 平成16年の仮出獄者の新規受理人員は,1万6,690人(前年比5.7%増)であり,保護観察付き執行猶予者の新規受理人員は,5,251人(同2.2%減)であった。

2-5-3-1図 保護観察新規受理人員の推移

(2) 保護観察期間と保護観察係属人員

 平成16年の保護観察新規受理人員(仮出獄者及び保護観察付き執行猶予者)の保護観察期間別構成比は,2-5-3-2図のとおりである。
 ほとんどの保護観察付き執行猶予者の保護観察期間が2年を超えるのに対し,仮出獄者の保護観察期間は短く,6月以下である者が68.6%を占めている。
 平成16年12月31日現在の保護観察係属人員は,仮出獄者が8,096人,保護観察付き執行猶予者が1万5,687人であった(保護統計年報による。)。

2-5-3-2図 保護観察新規受理人員の保護観察期間別構成比