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 平成16年版 犯罪白書 第3編/第1章/第1節/1 

1 被害件数

 3-1-1-1図は,人が被害者となった一般刑法犯(道路上の交通事故に係る危険運転致死傷を除く。以下,本節において同じ。)の認知件数(被害者が法人又は団体である場合を除く。以下,本節において同じ。)及び被害発生率(人口10万人当たりの,人が被害者となった一般刑法犯の認知件数をいう。)を,平成6年以降の10年間について見たものである。15年の認知件数は,240万7,457件であり,前年より7万8,598件(3.2%)減少した。15年の被害発生率は,男子を主たる被害者とするものが2,566.7件(前年より85.5件低下),女子を主たる被害者とするものが1,237.5件(同43.5件低下)であった。認知件数及び被害発生率とも,9年から14年までは増加・上昇していたが,15年は減少・低下した。

3-1-1-1図 人が被害者となった一般刑法犯の認知件数・被害発生率の推移