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在外公館が邦人保護事務を通じて把握した日本人の国外における犯罪状況を見ると,平成15年は,609件(前年比19.9%増),734人(同25.5%増)であり,前年と比べて大幅に増加した(外務省領事局の資料による。)。
1-5-2-1図は,平成15年に日本人が国外において犯した犯罪の類型別構成比を見たものである。その内訳を多い順に見ると,「出入国・査証」30.2%(184件)が最も多く,次いで,「薬物関係法令違反」10.3%(63件),「傷害・暴行」10.2%(62件),「道路交通関係法令違反」8.2%(50件),「詐欺・同未遂」7.9%(48件),「窃盗・同未遂」6.6%(40件)の順である。 1-5-2-1図 日本人の国外における犯罪の類型別構成比 |