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4―1―3―1図は,昭和44年以降における虞犯の態様別家庭裁判所終局処理人員及び虞犯少年に占める女子の比率(女子比)の推移を示したものである(巻末資料4―6参照)。
虞犯の終局処理人員は,昭和50年代後半は3,000人を超える状態が続いていたが,その後減少して平成6年以降1,000人未満で推移していたものの,13年は1,000人を超え,14年は1,025人となっている。 虞犯を態様別に見ると,家出,不良交友,不純異性交遊,怠学等が目立っている。このうち,家出はほぼ一貫して最も高い割合を占めており,14年には40.6%となっている。 女子比を見ると,昭和52年以降は,50年代後半に一時的な低下が見られるものの,おおむね60%前後の高率で推移してきたが,平成9年以降は60%を下回っており,14年では56.9%となっている。 4―1―3―1図 虞犯による家庭裁判所終局処理人員及び女子比の推移 |