4-1-3-4図は,平成13年における虞犯の態様別家庭裁判所終局処理人員を男女別に見たものである。(
巻末資料4-6参照)。
4-1-3-4図 虞犯の態様別家庭裁判所終局処理人員
虞犯の終局処理人員は,平成6年以降1,000人未満で推移していたが,13年は1,026人となっている。
虞犯を態様別に見ると,家出,不良交友,不純異性交遊,怠学等が目立っている。このうち,家出はほぼ一貫して最も高い割合を占めており,平成13年には50人増加(前年比13.6%増)し,40.8%となっている。
女子比は,おおむね60%前後の高率で推移してきたが,平成9年以降,60%を下回っている。