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 平成14年版 犯罪白書 第1編/第5章/第2節 

第2節 日本人の国外における犯罪

 在外公館が邦人保護事務を通して把握した日本人の国外における犯罪加害状況を見ると,平成13年は,件数が389件(前年比12.0%減),人員が462人(同10.3%減)となっている(外務省大臣官房領事移住部の資料による。)。
 1-5-2-1図は,平成13年に日本人が国外において起こした加害事件の犯罪類型別構成比を見たものである。その内訳を多い順に見ると,旅券・査証18.5%(72件)が最も多く,麻薬13.6%(53件),傷害・暴行11.6%(45件),外為法・国税法9.0%(35件),道路交通法違反8.2%(32件)と続いている。

1-5-2-1図 日本人の国外における犯罪類型別構成比