III-1表は,最近10年間における交通関係業過を除く少年刑法犯中,中学生・高校生別検挙人員及び在学生1,000人当たりの比率を見たものである。平成7年以降,高校生の比率が中学生の比率を上回っている。
III-1表 少年刑法犯の中学生・高校生別検挙人員及び在学生に対する比率
III-14図は,平成3年以降における校内暴力事件の検挙状況の推移を見たものである。検挙件数,検挙人員共に,9年以降増加傾向にあり,12年は,それぞれ994件(前年比40.6%増),1,589人(同30.2%増)となっている。検挙人員においては,いずれの年次も中学生が圧倒的に多い。
III-14図 校内暴力事件の検挙状況