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 平成13年版 犯罪白書 第2編/第6章/第2節/3 

3 諸外国との比較

 2000年に行われた第4回国際犯罪被害実態調査に参加した国と,我が国の調査結果とを比較する。選定した比較対象国は,先進国17か国のうち,比較可能なデータのそろっている,アメリカ,連合王国(ただし,イングランド及びウェールズに限る。以下,本節においては「イギリス」という。),オーストラリア,オランダ,カナダ,スイス,スウェーデン,フィンランド,フランス,ポーランド及びポルトガルの11か国である。
 II-30図は,「世帯犯罪被害」及び「個人犯罪被害」のそれぞれについて,1999年1年間の被害率及び過去5年間の被害に関する申告率を,国別に示したものである。我が国の被害率は,自転車盗では比較対象国中で最も高く,バイク盗ではイギリスに次いで高く,自動車盗,車上盗,強盗,窃盗及び暴行・脅迫では最も低くなっている。

II-30図 国別・被害率及び申告率(罪種別)