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 平成11年版 犯罪白書 第4編/第4章/第1節/1 

第4章 交通犯罪

第1節 交通犯罪の動向

1 交通関係業過

 IV-20図は,昭和30年以降における交通事故の発生件数及び交通事故による死亡者数・負傷者数の推移を示しかものである。発生件数及び負傷者数共に53年から増加傾向に転じ,平成10年には,それぞれ80万3,878件,99万675人に上っている(巻末資料IV-7参照)。

IV-20図 交通事故発生件数・死亡者数・負傷者数の推移

 IV-9表は,最近5年間における交通関係業過の検挙人員を罪名別に見たもので,その98%以上を占める業務上過失傷害は,平成10年には,67万3,555人(前年比6.0%増)となっている。

IV-9表 交通関係業過の検挙人員