前の項目   次の項目        目次   図表目次   年版選択
 平成11年版 犯罪白書 第1編/第1章/第2節/4 

4 性犯罪

 最近10年間の強姦及び強制わいせつの認知件数,検挙件数並びに検挙人員の推移を見ると,I-8図のとおりである。
 平成10年には,強姦は,前年と比べ,認知件数が216件(13.0%),検挙件数が180件(12,2%),検挙人員が64人(4.4%),それぞれ増加した。
 一方,強制わいせつは,前年と比べ,認知件数が147件(3.3%),検挙件数が288件(7.6%),それぞれ減少したが,検挙人員は36人(1.9%)増加した。
 平成10年における罪種別の発生率は,強姦が1.5,強制わいせつが3.4である。

I-8図 性犯罪の認知件数・検挙件数・検挙人員の推移(平成元年〜10年)