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5 その他の刑法犯 最近10年間の放火,略取・誘拐,文書偽造・有価証券偽造及び賭博・富くじの認知件数,検挙件数並びに検挙人員の推移を見ると,I-9図のとおりである。
平成10年には,放火は,前年と比べ,認知件数が370件(19.1%),検挙件数が435件(24.1%),検挙人員が56人(7.5%),それぞれ減少した。 略取・誘拐は,前年と比べ,認知件数が63件(22.2%),検挙件数が68件(24.4%),検挙人員が26人(15.6%),それぞれ減少した。 文書偽造・有価証券偽造は,前年と比べ,認知件数が874件(8.8%),検挙件数が820件(8.4%),検挙人員が122人(7.9%),それぞれ減少した。 賭博・富くじは,前年と比べ,認知件数が111件(17.7%),検挙件数が112件(17.9%),それぞれ減少したが,検挙人員は99人(3.0%)増加した。 平成10年における罪種別の発生率は,放火が1.2,略取・誘拐が0.2,文書偽造・有価証券偽造が7.1,賭博・富くじが0.4である。 なお,本章で触れなかったものを含め,刑法犯に関するデータは,巻末資料I-1から巻末資料I-5までに示してある。 I-9図 その他の刑法犯の認知件数・検挙件数・検挙人員の推移(平成元年〜10年) |