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 昭和38年版 犯罪白書 第二編/第三章/一/3 

3 新受刑者の性別

 新受刑者の性別を比較してみると,昭和三六年には,男子三六,一七九人に対し,女子は一,一〇六人である。前年に比較すると,男子は三,七五〇人を減少しているにもかかわらず,女子は二七名の増加を示している。すなわち,II-55表の示すとおり,最近一〇年間の推移を見ても明らかなように,男子は,昭和三〇年以降逐年減少傾向をたどっているのに対し,女子は,昭和三二年以降あまり大きな変動を見せていない。

II-55表 新受刑者数男女別比較(昭和26〜36年)