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平成10年版 犯罪白書 第2編/第3章/第7節/3
3 女性の犯罪
平成9年に第一審裁判所(家庭裁判所を除く。)で有罪判決を受けた者の総数は3万4486人であるが,そのうち女子は2167人である。この総数のうちに女子の占める比率は,近年,上昇傾向が見られ,昭和63年には5.5%であったが,平成9年には6.3%となっている。
また,男女別の有罪人員中に占める初犯者の比率は,昭和63年以降の10年間,男子は30%台で推移しているのに対し,女子は70%前後で推移している。