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 平成10年版 犯罪白書 第2編/第2章/第6節/5 

5 暴力極犯罪

 II-10図は,最近10年間における暴力団関係者(集団的に,又は常習的に暴力的不法行為を行うおそれがある組織の構成員又はこれに準ずる者をいう。以下,本項において同じ。)による事件(交通関係業過及び道交違反を除く。)の終局処理人員,起訴人員及び起訴猶予人員の推移を見たものである(巻末資料II-7参照)

II-10図 暴力団関係による事件の検察庁終局処理人員の推移(昭和63年〜平成9年)

 平成9年における暴力団関係者による事件については,起訴率は75.4%,起訴猶予率は17.7%となっている。
 II-11図は,平成9年における暴力団関係書の主要罪名別起訴猶予率を全終局処理人員のそれと対比して見たものである(巻末資料II-8参照)

II-11図 暴力団関係者の主要罪名別起訴猶予率(平成9年)