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4 新受刑者の主要罪名別構成比の推移 II-33図は,新受刑者の主要罪名別構成比の推移を,昭和21年,25年以降5年ごと及び平成8年について見たものである。(巻末資料II-23参照)
窃盗は,昭和21年には71.8%に達していたが,その後は低下傾向を示し,50年代半ば以降は20%台後半で推移している。覚せい剤取締法違反は,30年に6.4%を占め,その後顕著に低下したものの,40年代半ばから上昇に転じ,55年以降は,多少の起伏を見せながらも,おおむね20%台で推移している。傷害及び恐喝は,それぞれ9.9%,7.4%に達した39年までは上昇傾向にあったが,その後はいずれも減少傾向を示し,平成8年には,それぞれ5.5%,2.8%となっている。 II-33図 新受刑者の主要罪名別構成比 |