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I-85図は,在外公館が邦人保護事務を通して把握した範囲で,日本人の国外における犯罪加害状況の推移を,昭和62年度(会計年度)以降(平成6年度までは会計年度。7年及び8年は暦年。以下,本章において同じ。)について見たものである。
地域別では,アジア地域における犯罪の占める割合が高く,平成8年においては,総件数(342件)の54.4%(186件),総人員(393人)の55.5%(218人)を占めている。 I-18表は,昭和62年度以降に日本人が国外で起こした加害事件について,犯罪類型別の人員を見たものである。「旅券・査証」関係の事件が比較的高い割合を占めているが,その多くは不法滞在・不法就労である。 I-85図 日本人の国外における犯罪加害状況の推移 I-18表 日本人の国外における加害事件の犯罪類型別人員 |